共同通信の報道によると、米国議会の上院は連邦政府の「シャットダウン」終了に合意した。

また、中央テレビの報道によると、現地時間11月9日夜、トランプ米大統領はホワイトハウスに戻る途中で記者団に対し、「私たちは‘シャットダウン’終了にかなり近づいているようだ」と述べた。

11月9日は、米国政府が10月1日に始まった「シャットダウン」から40日目となる。

政府の「シャットダウン」は過去1か月余りにわたり米国内の多くの産業に悪影響を及ぼし、多くの米国当局者が景気後退の警告を鳴らす事態となり、さらには海外の米軍基地にも影響を及ぼしている。

9日夜、米国議会の上院は下院が可決した法案について投票を進める予定だが、その法案には修正が加えられ、短期予算措置（連邦政府に2026年1月まで資金を提供できる）と3つの年間予算法案をまとめて審議する形となる。

報道によると、現時点でこの法案は十分な民主党上院議員の支持を得ており、採決を通過できる見込みだ。