両大伝説的投資家がひそかに同じ株を仕込んでいる

マイケル・バーリ（『ビッグショート』の主人公のモデル）とウォーレン・バフェットは最近、同時にUnitedHealth Group(UNH)に参入した。彼らはただの追随者ではない——バーリはサブプライムローンの空売りで7億ドルを稼ぎ出し、バフェットは60年以上にわたり市場を安定的に上回っている。

なぜこの株に目をつけたのか？UNHはアメリカ最大の医療保険会社だが、今年は問題続き：Q1Q2の決算は予想を下回り、CEOが辞任し、DOJの請求書調査も入ったため、株価は大きく下落し、PERは20倍を割る水準にまで下がった——割安すぎるとも言える。

バーリはQ2で2万株と35万のコールオプション（明らかに上昇期待）を購入。バフェットはさらに積極的に、504万株を一度に買い増した。両者とも株価の底値付近で仕込んでいる。

転機が訪れる：UNHの最新決算は売上高が1130億ドルを突破（二桁成長）、純利益も予想超え、さらに2025年のガイダンスを1株あたり$14.90に引き上げた（以前は$14.65）。問題点は見つかった（価格設定ミス、市場のポジショニング）ものの、会社も修正を始めている（UnitedHealthcareの価格再設定、Optumのネットワーク縮小）。

重要なのは、医療保険と医療サービスの二つの事業が競争の壁となり、長期的な堀を形成していることだ。今から追いかけても遅くはない——伝説の投資家たちがすでにそのチャンスを証明している。