# チップ株爆発、BTCが12.6万ドルの新高値突破

月曜日の米国株式市場は分裂：ナスダック100は史上最高値を更新し、S&P500はわずかに0.36％上昇、ダウ平均は0.14％下落。チップセクターが牽引役となり、AMDはOpenAIと数十億ドル規模のGPUインフラ契約を締結したことで23％急騰し、AIチップエコシステム全体を押し上げた——SMCIは5％超上昇、KLAC、ARM、AMATなども3％超の上昇を見せた。

暗号資産も負けじと盛り上がる：BTCは12.6万ドルの新高値を突破し、2％超の上昇を記録、これに伴いCOINやMSTRなどの暗号関連株も高騰。投資家は米国政府の閉鎖継続や政治的不確実性の高まりを背景に、安全資産（ゴールド、ビットコイン）に大量流入し、「価値下落取引」が活況を呈している。

一方で圧力も：10年国債利回りは4.164％に上昇、重鎮株のVerizonはCEO交代により5％急落し、ダウ平均のパフォーマンスを押し下げた。連邦準備制度の利下げ期待は依然として95％の確率（10月28-29日の会議）に維持されているが、最近の国債供給圧力は増大しており、財務省は今週1190億ドルの債券を入札予定。

海外市場は温度差：日本の日経225は4.75％急騰し、最高値を更新、欧州指数は軟調、中国は春節休市。