従来の決済大手がまた新たな動きを見せています。

Visaは最近アメリカで面白い試験プロジェクトを開始しました。企業は通常の法定通貨で支払いを行うことができ、受取側は直接自分の暗号ウォレットにステーブルコインを受け取ることができます。これは、従来の金融とブロックチェーンの世界の間に橋を架けるようなものです。

企業にとって操作は変わらず、馴染みのある法定通貨の流れです。しかし、受取側にとっては資金が直接オンチェーン資産として入金され、中間の換金ステップを省くことができます。この設計により、より多くの従来の企業が暗号決済に触れるきっかけとなる可能性があります。やはり、利用のハードルが下がるからです。

もしこの試験が順調に普及すれば、ステーブルコインの実用シーンはさらに広がるでしょう。主流の機関が参入する方法は、個人投資家の想像以上に実用的であることが多いのです。