エヌビディア、トランプ氏の「中国への輸出許可」発言で…時間外で2%上昇

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出典:BlockMedia 原題:エヌビディア、トランプ「中国輸出許可」発言で…時間外2%上昇 元リンク:https://www.blockmedia.co.kr/archives/1016904 ドナルド・トランプ大統領が特定の条件下で米国半導体企業の中国輸出を許可する意向を示したことで、エヌビディア(Nvidia)の株価が時間外取引で約2%上昇した。エヌビディアのH200高性能チップが輸出許可対象に含まれ、市場は数兆円規模の売上回復の可能性に注目している。

8日(現地時間)、マーケットウォッチなどによると、トランプ大統領はソーシャルメディアを通じて「エヌビディアのH200チップに限り中国販売を許可する」とし、「これによる売上の25%は米政府が取得することになる」と明らかにした。この方針を中国国家主席に伝え、中国側も肯定的に反応したと付け加えた。

この措置発表後、エヌビディアの株価は時間外取引で1.72%上昇した。AMDは1.44%上昇し、インテルも取引時間中に小幅上昇した。

該当政策はエヌビディアの既存Hopperアーキテクチャ基盤のH200チップに限定され、次世代チップの「ブラックウェル(Blackwell)」および「ルービン(Rubin)」シリーズは輸出対象に含まれない。トランプ大統領は「顧客はすでにブラックウェルとルービンに移行している」と述べ、最新チップの中国輸出は除外する方針を示した。

エヌビディアは以前、米国政府の輸出統制により性能を調整したH20チップでさえ中国販売が制限され、四半期当たり最大80億ドル(約1兆600億円)の売上損失が発生する可能性があると推算していた。今回のH200輸出許可方針が現実化すれば、相当なレベルの売上回復が期待できると市場は見ている。

ただし、不確実性も依然として残る。中国政府は最近、自国企業に米国製半導体への依存度を下げるよう促している。フィナンシャル・タイムズは昨年9月、中国のインターネット規制当局が主要テック企業に米国製チップの使用中止を指示した事実を報じた。

トランプ大統領は今回の方針をエヌビディア以外にもAMD、インテルなど米半導体企業全般に拡大適用する可能性を示し、今後関連銘柄の株価にも影響を与えると見られる。市場では半導体輸出政策の変化が技術覇権競争にどのような影響を与えるか注目されている。

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