

ビットコインに次ぐ人気と時価総額を誇るイーサリアムですが、長期保有する以外にもさまざまな活用方法があります。その代表的なのがDeFiやDAppsで、イーサリアムを使ってブロックチェーン上で資産運用することです。Web3サービスを利用する際は、必ずウォレットが必要になるため、早めにウォレットを作成しておくのがおすすめです。
ウォレット内でも「ETHステーキング」が利用できるため、Web3.0時代の必須ツールとなっています。ここでは、イーサリアムに対応した主要なウォレットと、ウォレットへのETH送金方法について詳しく解説します。イーサリアムエコシステムを活用するための第一歩として、自分に合ったウォレットを選択することが重要です。
イーサリアムにおすすめのウォレットを3つ紹介します。
MetaMask(メタマスク)とは、イーサリアムブロックチェーン上で動作する暗号資産ウォレットです。イーサリアムはもちろん、ERC20規格に基づくさまざまなトークンに対応しています。長年にわたって開発が続けられており、世界中で最も人気のあるウォレットの1つとなっています。
直感的なインターフェースと日本語対応により、初心者でもスムーズに操作することができます。また、ブラウザ拡張機能として動作しているため、Chrome、Firefox、Braveなど幅広いブラウザに対応しているのが特徴です。
MetaMaskを使用することで、DeFiやDApps、イーサリアムベースの暗号資産の保管・送受信、NFTゲームなど、ブロックチェーンを基盤としたさまざまなサービスにシームレスに接続することができます。セキュリティ面でも、秘密鍵をユーザー自身が管理する非預託型ウォレットであるため、資産を安全に保管できる点が評価されています。
Trust Wallet(トラストウォレット)は、大手暗号資産取引所が開発したウォレットです。イーサリアム、BSC、Solanaなど、65種類以上のブロックチェーンに対応しているのが最大の特徴となっています。
マルチチェーン対応により、1つのウォレットでさまざまなブロックチェーン上の資産を管理できるため、複数のウォレットを使い分ける必要がありません。特定の取引所ユーザーは、ウォレットを介さずに直接取引することができ、シームレスな連携が可能になっています。
秘密鍵をユーザー自身が管理する非預託型ウォレットであるため、資産を安全に守ることができます。また、クレジットカードで直接暗号資産を購入することもできるため、わざわざ取引所からウォレットに送信する手間を省くことができます。iOSとAndroidに対応しており、公式サイトからアプリをダウンロードできます。
Rainbow(レインボー)は、従来のウォレットとは異なり、ユーザー自身がイーサリアムブロックチェーン上で暗号資産を管理するため、高いセキュリティと利便性を兼ね備えているのが特徴です。
ユーザーインターフェースが非常にシンプルで直感的に設計されており、暗号資産初心者でも簡単に操作できるようになっています。主要なDEX(分散型取引所)とも連携しているため、Rainbowアプリ内でさまざまなトークンを購入・売却できるようになっています。
DAppsとの連携もアプリ上から行える仕組みが採用されており、暗号資産初心者の参入ハードルをできる限り低くしているのがRainbowウォレットの特徴です。NFTの表示機能も充実しており、保有するNFTをウォレット内で美しく閲覧できる点も人気の理由となっています。
イーサリアムをウォレットに送信する手順を詳しく解説します。初めての方でも安全に送金できるよう、各ステップを丁寧に説明します。
主な手順は以下の3つです。
まずは暗号資産取引所でETHを購入します。販売所、取引所にてETHを購入することが可能です。販売所は操作が簡単で初心者向けですが、取引所の方がスプレッドが狭く、より有利な価格で購入できる場合があります。
すでに取引所内にETHを保有している場合は、送金手数料以上の金額があるかを確認しておきましょう。送金手数料は取引所によって異なりますが、一般的に0.005 ETH程度かかる場合が多いです。送金する金額が送金手数料を下回らないよう、事前に確認することが重要です。
次に、ブラウザ拡張機能またはアプリを開き、MetaMaskにログインします。ネットワークが「Ethereum Mainnet」に設定されていることを確認してください。他のネットワーク(Polygon、BSCなど)が選択されている場合は、必ず「Ethereum Mainnet」に切り替えます。
画面上部に表示されている「ウォレットアドレス」をクリックし、アドレスをコピーします。このアドレスは「0x」で始まる42文字の英数字で構成されています。このアドレスは、取引所からETHを送信する際に使用する重要な情報ですので、正確にコピーすることが重要です。
最後に取引所に戻り、「資産」または「出金」タブをクリックし、「ETH」の送信画面を開きます。MetaMaskでコピーしたETHチェーンアドレスを貼り付けます。アドレスを手入力すると間違いが発生する可能性があるため、必ずコピー&ペーストを使用してください。
送信したいETHの数量を入力します。送金手数料(ガス代)は取引所が負担する場合と、送金額から差し引かれる場合があるため、事前に確認しておきましょう。送信にかかる手数料を確認したのち、金額とアドレスに間違いがないことを再度確認し、「送信」ボタンをクリックします。
取引所によっては、2FA認証(二段階認証)が必要となる場合があるため、指示に従って認証を行いましょう。送信が完了すると、取引所とMetaMaskに取引履歴が反映されます。ブロックチェーンの混雑状況によっては、反映まで数分から数十分かかる場合があります。
イーサリアムウォレットでできること2つについて、MetaMaskを参考にしながら紹介します。ウォレットは単なる保管場所ではなく、さまざまな機能を持つWeb3.0の入り口となっています。
Mercuryo、Transakなどのサービスと連携してETHを購入することも可能です。これらのサービスを利用することで、取引所を経由せずに直接ウォレット内でETHを購入できます。また、クレジットカードやデビットカードで購入することもできるため、初心者でも簡単にETHを入手できます。
お住まいの地域に応じて利用可能な支払い方法が異なるため、実際に購入する前には地域が対象かチェックしておきましょう。購入手数料はサービスによって異なりますが、一般的に3〜5%程度かかる場合が多いです。
Lidoなどのステーキングサービスと連携し、ETHを預けて報酬を得ることができます。ステーキングとは、ETHを預けて一定期間ロックすることで、報酬を得られる仕組みです。これは、イーサリアムネットワークのセキュリティ維持に貢献する対価として報酬が支払われる仕組みとなっています。
報酬率はステーキングするサービスによって異なりますが、年利数%程度が一般的です。ステーキング期間中は、ETHを自由に利用できなくなる点に注意しましょう。ただし、リキッドステーキングを利用すれば、ステーキング中でも流動性を保つことができるサービスもあります。
MetaMaskと連携できる主要なステーキングサービスを紹介します。
イーサリアムウォレットはホットウォレットとコールドウォレットに分かれます。ホットウォレットはインターネット接続で日常取引に便利です。コールドウォレットはオフライン保管で高いセキュリティを提供し、大量の資金保管に適しています。
初心者におすすめのイーサリアムウォレットはMetaMaskです。使いやすく、安全性が高く、広く認知されています。イーサリアムだけでなく、他のトークンも管理できます。
MetaMaskはブラウザ拡張機能型で、Ledgerはハードウェアウォレットです。MetaMaskはアクセスが便利で、Ledgerは秘密鍵をオフラインで安全に保管できます。高セキュリティが必要ならLedger、利便性重視ならMetaMaskがおすすめです。
ウォレットを開き、送金オプションを選択します。送金先アドレスと送金額を入力し、ガス代を設定してから送信ボタンを押します。トランザクションが承認されると完了です。
信頼できる企業のウォレットを選択し、常に最新版に更新してください。二要素認証を有効にし、秘密鍵やシードフレーズは絶対に他人と共有しないことが重要です。定期的なバックアップも忘れずに。
ガス代は(基本手数料+優先手数料)×ガスリミットで計算されます。基本手数料と優先手数料はユーザーが設定でき、ネットワークの混雑度により変動します。











