東方金誠のリサーチレポート(7月15日公表)によれば、10年米国債利回りは、地政学リスクの再燃を背景に上昇基調を示す見通しだ。同レポートは、週末にかけて米国とイランの緊張が高まったことや、月曜にイランがホルムズ海峡の閉鎖を発表したことを主要な要因として挙げており、これらは国際原油価格の上昇を再び促し、市場のインフレと利上げ期待を押し上げると見られている。さらに、今週予定されている連邦準備制度理事会(FRB)議長ウォルズの議会での証言は、タカ派的なトーンになることが見込まれ、インフレ抑制への姿勢を一段と示すとともに実質金利の上昇につながる。地政学的なショックと中央銀行のタカ派的なガイダンスの組み合わせにより、10年債利回りの中心値は引き続き上昇する可能性が高い。
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