2026年2月、ポケモンカード1枚が約1,600万ドルという天文学的価格で落札されました。売り手はインフルエンサーのLogan Paulで、この出来事は日本の与党・自民党による超党派議員連盟「トレーディングカード振興議員連盟」(カード議連)の設立につながりました。そして7月23日、日本国会の場で設立総会が開かれました。会長の木原誠二は、トレーディングカードの偽造・買い占め転売・マネーロンダリングという3つの大きな課題が表面化していると率直に指摘しました。
カード議連 7月23日設立:木原誠二が3つの課題を指名
設立総会の公開情報によると、カード議連は木原誠二が会長を務め、設立総会で運営を主導しました。衆議院議員の石原正敬が議連の運営方針を報告し、神田潤一が監督(規制)方針について議論しました。木原誠二は会議の場で、カード市場のリスクを3つの課題に整理しました:
偽造品の流通:現状ではほぼ民間の鑑定機関が担保しているものの、公式な標準がない
転売目的の大量買い占め:買い漁り行為が、消費者の通常の購入ルートに影響を与える
マネーロンダリングの濫用:根本原因は、カードに個体識別コードがないためで、1枚のカードが印刷されてから持ち主が変わるまでの全過程を追跡できないこと
日本のカード市場規模:2025年度は3,384億円。自民党は、すでに金融資産の性質に近づいていると評価している
日本経済産業省の統計データによると、日本のトレーディングカード(TCG)市場規模は、2021年度の1,776億円から、2025年度には3,384億円(約21億ドル)へと拡大しました。4年間でほぼ倍増です。自民党内の評価では、これらのカードはとっくに日用品の領域を越えており、売買の行為はますます、金融資産を操作しているのと同様になってきているといいます。高額で、持ち運びやすく、国境を越えて流通しやすいという特性を持ちながら、個体識別コードが欠けている。一方で、監督機関が過去に暗号資産(クリプト)を扱う際に直面してきた課題構造と、高い類似性があるという指摘です。
PSAが価格の主導権を握る:日本にはIPがあるが、評価額は米国の鑑定会社が決めるという構造問題
議連が業界の意見を聴取したうえで特定した痛点によれば、ポケモンや遊戯王はいずれも日本で生まれたものの、1枚のカードが最終的にいくらまで値が付くかは、米国の鑑定会社PSA(Professional Sports Authenticator)が付ける評価点によって決まります。評価点が相場を決め、相場が流動性を左右し、ひいてはそのカードを資産として担保に取れるか、分割できるか、あるいは決済できるかを左右するのです。
この「IPは自国にあるが、認証と評価の“語る権利”は他者が握る」という構造について、議連のメンバーは、日本の自国のコンテンツ産業から生まれた資産に対して、価格を決める余地がほぼない現象だと表現しています。
よくある質問
日本のカード議連はいつ成立し、誰が主導したのですか?
報道によると、カード議連(トレーディングカード振興議員連盟)は2026年7月23日に日本国会内で設立総会を開き、会長は木原誠二が務めました。衆議院議員の石原正敬が運営方針を報告し、神田潤一が監督(規制)方針について議論しました。
木原誠二が挙げた3つの課題とは何ですか?
設立総会の公開内容によると、3つの課題は次のとおりです。偽造品の流通(現状は主に民間の鑑定機関が担保)、転売目的の大量買い占め、そしてマネーロンダリングの濫用(根本原因はカードに個体識別コードがなく、全過程を追跡できないこと)。
日本のカード市場の2025年度の規模はどれくらいですか?
日本経済産業省の統計によれば、日本のトレーディングカード市場は2025年度に3,384億円(約21億ドル)に達し、2021年度の1,776億円からほぼ倍増しました。