2月12日、東京発—日本の大手テクノロジー投資企業、ソフトバンクグループは最新の決算を発表し、ビジョンファンドは12月までの四半期で約24億ドルの利益を計上した。いくつかの投資案件は依然として赤字を抱えているものの、OpenAIなどの主要資産の評価額が急速に上昇し、下落圧力を効果的にヘッジしており、今四半期の利益の主要な源泉となった。
近年、ソフトバンクは人工知能(AI)分野への投資を強化しており、ビジョンファンドは資金を「次世代の業界リーダー」と見なされるAI企業に集中投資している。これにより、世界のAI産業チェーンにおいて長期的な優位性を築くことを目指している。その中でも、ChatGPTの開発企業であるOpenAIへの投資は最も戦略的な布陣の一つと見なされている。市場推定によると、ソフトバンクのOpenAIへの投資規模は約400億ドルに近く、同社の評価額は急速に上昇しており、ビジョンファンドの資産パフォーマンスを大きく改善している。
OpenAI以外にも、ソフトバンクはArmをAIインフラの重要な一角と位置付けている。世界的に計算能力とチップの需要が持続的に増加する中、Armの株価は堅調に推移し、ソフトバンクにとってはかなりの帳簿益をもたらしている。また、ビジョンファンドはロボティクス、自動運転、スマート製造などの最先端分野にも広範な投資を行い、ソフトウェアとハードウェアをカバーするAIエコシステムを形成している。
資本市場では、通信事業の安定した成長とArmの株価上昇の二重の追い風により、ソフトバンクの株価は今週大きく反発し、投資家は同社のAI戦略の長期的価値に対して再び高い期待を寄せている。アナリストは、OpenAIの商業化の進展が大型AI企業の評価ロジックを変えつつあり、早期に大量投資を行った機関投資家に先行優位をもたらしていると指摘している。
生成型人工知能の応用が企業サービス、消費シーン、データインフラの各分野に加速的に浸透する中、ソフトバンクビジョンファンドの投資構造は高成長性のAI資産へと徐々にシフトしている。今後も、その業績の変動は世界の人工知能産業の発展ペースと密接に連動していく見込みだ。(CNBC)