SKテレコムは29日、自社のAI基盤モデル「A.X K2」を発表し、同モデルの提供開始が韓国における日常生活および産業分野でのAI変革を支援すると述べた。今回のモデルは、従来モデルと比べて数学・科学の推論能力が向上しているほか、韓国語および長文の推論能力も強化されているという。SKテレコムはA.X K2を、直近6か月以内にリリースされた海外AIモデル(Qwen3.5-397B-A17B、DeepSeek-V4-Flash、GLM-5.1、Kimi-K2.6など)と同等のベンチマーク結果を達成しているものとして位置付けた。
SKテレコム「A.X K2」が競争力のあるベンチマーク性能を示す
A.X K2モデルは、直近でリリースされた海外AIモデルと同等水準のベンチマーク結果を示した。SKテレコムは、直近6か月以内にリリースされたQwen3.5-397B-A17B、DeepSeek-V4-Flash、GLM-5.1、Kimi-K2.6に対してモデルの性能を比較した。同社は、既存モデルに比べて数学・科学の推論能力に加え、韓国語の知識および長文の推論能力が向上していることを強調した。
SKテレコムは、展開(デプロイ)前にモデルの応答品質、安定性、運用効率を包括的に検証するために、ポストトレーニングを4ラウンド実施した。
SKテレコム、製造向けAIアプリケーションでKG SteelおよびKonecと提携
SKテレコムは、鉄鋼メーカーKG Steelおよび自動車部品メーカーKonecとの提携により、製造分野に特化したAIエージェントにA.X K2を適用している。同社は、製造現場から得られる実践的な産業ノウハウをAIシステムに取り込むとしている。
SKテレコムは、第2四半期にKG Steelのダンジャン(Dangjin)工場のコールドローリングラインで、コーティング鋼板の生産用途として、またKonecの鋳造・加工の業務で現地検証のために、製造分野に特化したAIエージェントのデモ版を展開する計画だ。
SKテレコム、スタートアップや競技参加者向けにA.X K1のAPI提供を行う
SKテレコムは、API形式で同社のAIモデルを提供することで国内のAIエコシステムを支援している。同社は、科学技術情報通信部(Ministry of Science and ICT)の「National AI Competition(全国AI競技)」に参加する一般市民、および中小企業庁・スタートアップ庁(Ministry of SMEs and Startups)の「Everyone's Challenge AX-LLM」プログラムで選定されたスタートアップに向けてA.X K1を提供する。
SKテレコム、A.Xモデルの規模と性能のさらなる強化を計画
SKテレコムは、規模と性能の面でビッグテックの水準に近づけるよう、A.Xモデルの進化を継続すると述べた。同社は、グローバルの主要モデルが「1兆(trillion)パラメータ」規模をベースラインとなる競争力として確立しつつあるとも指摘した。
よくある質問
SKテレコムは29日に何を発表しましたか?
SKテレコムは29日に、自社のAI基盤モデル「A.X K2」を発表した。同モデルは、直近6か月以内にリリースされた海外AIモデルに匹敵するベンチマーク結果を達成しており、数学・科学の推論能力の向上に加え、韓国語および長文の推論能力も強化されている。
製造向けAIアプリケーションでSKテレコムはどの企業と提携していますか?
SKテレコムは、鉄鋼メーカーKG Steelと自動車部品メーカーKonecと提携し、製造分野に特化したAIエージェントへのA.X K2の適用を行っている。同社は、第2四半期にKG Steelのダンジャン工場のコールドローリングラインと、Konecの鋳造・加工の業務において現地検証のためにデモ版を展開する計画だ。