Newtalkによると、「アフリカの王」として知られるTranssion Holdings(トランスショーン・ホールディングス)は6月18日に目論見書を更新し、香港でのIPOを正式に開始してデュアルプラットフォーム上場を目指した。企業側は、IPOの調達資金はAIのリサーチおよびIoTエコシステムの開発に優先的に充てるとしていたが、財務データは対照的な方針を示している。2023〜2025年の累計現金配当は10.2080億元に達し、同期間のR&D投資7.7230億元の1.32倍となった。さらにR&Dの費用比率はわずか4%前後にとどまっていた。
Transsionの2025年の業績は急激に悪化し、売上高は4.55%減の65.5910億元、純利益は53.49%減の2.5810億元へと急落した。同社はチップコスト上昇に対抗するためメモリ在庫を積み増し、2026年3月31日時点で在庫が14.22億元まで膨らんだ。その結果、2026年1〜3月期には営業キャッシュフローがマイナス4.094億元となった。市場調査会社Omdiaは、Transsionのアフリカにおけるスマートフォン市場シェアが、Xiaomi(シャオミ)やHonorとの競争の中で、2025年には2024年の61.5%から48%へ低下したと報告している。