トルコの「豪華中前場」——なぜゴールが決められないのか?



トルコ代表チームは、紙面上の戦力は確かに悪くない。

チーム総額4億7400万ユーロで、前線にはバイエルンのギュレル、ユベントスのユルディズ、インテルのチャルハノールがいる。

この3人はクラブで得点もアシストもできる選手だが、代表ではなぜ沈黙してしまうのか?

問題は戦術システムにある。

トルコのモンテッラ監督はポゼッションでの陣地攻めを採用している。

前の2試合では、トルコのポゼッション率は75%超え、パス回数も驚異的だったが、全て相手陣内でのパス回しで、本当に脅威となる浸透や突破は極めて少なかった。

ギュレルは12本のシュートで枠内はわずか1本、ユルディズも同様だ。

彼らの能力が不足しているのではなく、スペースがないのだ。

相手は全線で守備を固め、ペナルティエリア内は人で溢れており、テクニックが良くても意味がない。

アメリカ代表の守備スタイルはオーストラリアやパラグアイとはまったく異なる。

アメリカはハイプレスを主体とし、最終ラインを非常に高く保っている。

これはトルコにとって、より多くのカウンタースペースと背後へのスペースが生まれることを意味する。

ギュレルとユルディズはどちらもスピードとテクニックに優れたタイプで、カウンターでボールを受けられれば、陣地攻めよりもはるかに脅威となる。

よって、トルコがこの試合でゴールを決められるかどうかは、彼ら自身ではなく、アメリカが彼らにスペースを与えるかどうかにかかっている。

アメリカがローテーション後もハイプレスを続ければ、トルコにカウンターのチャンスが訪れる。

アメリカが守備を固めてペースをコントロールすれば、トルコはまた前2試合のような「ポゼッションで息詰まる」厄介な状況に陥るかもしれない。

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