台湾のメディアを引用したCITIC証券のリサーチレポートによると、2024年3月に、AMDとIntelの消費者向けCPUで5〜10%の値上がりが見られた一方、サーバーCPUは10〜20%とより大きな上昇を記録し、AI計算能力への需要の急増がその要因となっている。
今回の価格上昇は、一時的な市場の変動ではない。サプライチェーンの情報筋によれば、CPUの供給不足は2027年まで続く見通しであり、レポートによると、2026年の第3四半期には新たな価格調整のラウンドがもたらされると見込まれている。
AMDは、2nm製造プロセスへの移行に伴うコスト圧力を相殺するため、2026年の第2・第3四半期に連続してサーバーCPUの価格を引き上げる計画だ。レポートによると、これら2回の調整における累積の値上げ幅は16〜17%と見積もられている。
Intelはすでに価格調整を実施しており、2024年3月にPC向けCPUの価格を引き上げ、2024年4月1日にサーバーCPUの価格設定を調整した。レポートによれば、これらの調整は第2四半期の粗利率の改善に寄与した。
レポートによると、市場参加者は2024年後半に追加で約8〜10%の値上がりが起こることを見込んでいる。
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