広大先物の解説によると、COMEXの金は5月18日に横ばいで推移し、1トロイオンス当たり$4,570.8で引け(前日比+0.20%)、一方で上海の金先物は0.04%上昇して、1グラム当たり998.12元となった。米国とイランの交渉が停滞したことで、貴金属市場には不確実性が生じた。トランプ大統領は当初、イランへの譲歩を見送る方針を示し、軍事攻撃の脅しまで持ち出したものの、その後方針を転換し、「引き続き重大な協議が進んでいる」こと、さらにカタール、サウジアラビア、UAEの首脳らが、イランに課されている核関連の制約を確認する合意が成立するとの見方を示していることを挙げた。
金には逆風がある。要因は3つだ。経済が底堅いにもかかわらず続く米国のインフレ懸念、これから就任する連邦準備制度(FRB)議長ウォルズの政策スタンスをめぐる不透明感、そして未解決のホルムズ海峡をめぐる緊張を抱えたままの米国とイランの停戦見通しの脆さである。価格は伸び悩み、$4,575を下回る水準で取引が続いた。
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