イランをめぐる緊張の中、原油が急騰しドルが下落。7月15日、米国の中核インフレが鈍化

ロビン・ブルックス(ブルッキングス研究所の上級フェローで、元ゴールドマン・サックスのFXストラテジスト)によると、7月15日にドルがそれほど大きく下落せずに済んだのは、主に地政学的リスクが原油価格を押し上げたためだという。ブルックスは、前日に発表されたコア消費者物価指数データで、米国のコアインフレがすでに穏やかな水準まで後退していることが、予想外の下落によって示されたと指摘した。とはいえ、イランをめぐる緊張やホルムズ海峡が閉鎖される可能性への懸念が原油価格を押し上げ、ドルへの安全資産需要を下支えした。ブルックスは、この地政学的な支えは一時的なものにすぎないと警告しており、緊張が緩和すれば市場は良好なインフレ指標に再び焦点を当て、追加利上げに対する期待を手放す可能性が高い。その結果、ドルは大きく下落するだろう。
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