6月に1オンス当たり$532.24まで下落、2008年以来最大の月間下落で12%減

ポール・ウォン(Sprott Inc.のマネージング・パートナー兼マーケット・ストラテジスト)によると、現物金は2026年6月に1オンス当たり532.24ドル下落し、月間で12%の損失となった。4か月連続で月次下落を終え、価格は4,008ドルで着地した。6月の下落幅は2008年10月以来最大であり、また第2四半期では金は総合で14.14%下落した――2013年Q2以来の最悪の四半期だった。ウォンは下落の要因として、米ドルが年初来で2.91%強含んだことと、フェドファンド(FF)金利の見通しが年初の「2.3回の利下げが見込まれる」から「1.5回の利上げが見込まれる」へと変化したことを挙げた。これは、主に新たなFRB議長ケビン・ウォーシュの6月の強硬な発言によってもたらされたという。短期的には弱気圧力があるものの、ウォンは、中央銀行が地政学的な分断の進行やドル準備の分散戦略の中で、この金属を戦略的準備資産としてより一層位置づけるようになっているため、金のロング(長期)に関する見通しは強まっていると指摘した。
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