モルガン・スタンレーによると、7月27日、同社は初めて、生成AIへの投資収益を定量化し、3つの評価フレームワークを構築した。自社運用のインフラストラクチャーモデルAPI事業は投下資本利益率(ROIC)46%を達成し、ハイパースケーラーのGPUレンタルサービスは31%、サードパーティの計算(コンピュート)APIサービスは25%の収益となった。ベースケースの前提では、単一の1ギガワット規模のデータセンターには、利用率75%で、1時間当たりのレンタル価格が8.50ドルである場合、約41万台のNvidia GB300 GPUが必要になる。
3つの主要クラウド事業者の合計資本的支出(CAPEX)は、14兆ドルを超える見通しだ。モルガン・スタンレーは、AIがトレーニング段階から推論(インファレンス)段階へ移行する中でGPU需要の成長が持続するとして、Microsoft、Amazon、Meta、Googleに対するオーバーウエート(強気)格付けを維持した。GPUが供給制約となるエコシステムにおいて、自社で計算基盤を構築する事業者が、価格決定力を通じて大きなマージンを獲得できると位置づけている。