UBSのデリバティブ・ストラテジー担当チームによると、同銀行の「Turbulens」市場脆弱性インジケーターは7月11日に0.9に到達し、2025年9月中旬以降で最高の水準となりました。この数値は市場が「極めて脆弱」な状態にあることを示しており、システマティックな取引戦略がレバレッジのポジションを完全に増やせば、最大値である+1に達する可能性があります。
今四半期のS&P 500の業績が24%成長すると見込まれ、さらに決算発表前にアナリストが推計を継続的に引き上げている中では、実績が予想を下回れば、大きな市場調整が起こりうるでしょう。一方で、ブレント原油は1バレル当たり80ドルを超えて急騰し、米国10年国債利回りも4.6%近辺まで上昇しており、インフレ懸念の高まりがさらなる株価上昇を制約し得ることを示しています。