KB証券のアナリストであるキム・イルヒョク氏によると、地政学的緊張と財政面の懸念を背景に、米国10年国債利回りは直近で4.4%だった1か月前から4.7%まで上昇した。物価連動国債(TIPS)の利回りは2.428%にまで上昇し、2023年10月以来の高水準となった。先物市場では、9月にFR(連邦準備制度)が利上げを行う確率が78.6%と織り込まれている。
アナリストは、金利に敏感な成長株、特にAI関連株へのエクスポージャーを減らし、消費財(生活必需品)やヘルスケアといったディフェンシブ・セクター、ならびに金融株へシフトすることを勧めている。借入コストの上昇は、資本需要の大きい企業に圧力をかける。例えば、Amazonの250億ドル規模の債券発行が市場の期待に届かなかったことや、Oracleのクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)プレミアムが過去最高の210.8ベーシス・ポイントに上昇したことが挙げられる。