米国の輸入物価は先月、前月比0.3%上昇し、市場予想の0.7%下落に反した。米労働省が現地時間17日に公表したデータによると、上昇は、燃料の輸入物価の下落を上回る非燃料の輸入物価の上昇によってもたらされた。前年比の7.1%増は、指数が7.7%上昇した2022年8月以来の最高水準となる。
前月比0.3%の増加は、前月の1.7%上昇から減速を示した。米労働省は「6月は、燃料の輸入物価が下落する一方で、非燃料の輸入物価が上昇したため、非燃料の上昇が燃料の下落を上回った」と述べた。
燃料の輸入物価は下落、非燃料の物価は上昇
燃料・潤滑油の輸入物価は前月比0.4%下落し、1月に1.2%下落して以来の最初の下落となった。燃料の内訳では、石油価格が0.7%低下した一方で、天然ガス価格は9.2%急騰した。
非燃料の輸入物価は前月比0.4%上昇した。食料、飼料、飲料の価格は0.2%低下したが、非燃料の鉱工業用の原材料・資材は1.2%上昇した。
資本財と工業用素材が非燃料の上昇を牽引
主要な完成品の品目別では、輸入資本財価格は0.4%上昇した。この上昇は、コンピューター、周辺機器、半導体の価格上昇に加え、工業・サービス機械や科学・医療機器の高騰によるものとされた。
輸出物価は市場予想を下回る
輸出物価は前月比0.6%低下し、市場予想の0.4%減を上回る下げとなった。
よくある質問
先月の米国の輸入物価は、市場予想と比べてどうだった?
米労働省によると、先月の米国の輸入物価は前月比0.3%上昇し、市場予想の0.7%下落に反した。
燃料価格が下落していたのに、米国の輸入物価が上昇した理由は?
非燃料の輸入物価は0.4%上昇し、燃料・潤滑油の輸入物価の0.4%下落を上回った。上昇は、コンピューター、半導体、工業用機械を含む資本財の価格上昇、ならびに非燃料の鉱工業用原材料の1.2%上昇によってもたらされた。
現在の前年比の輸入物価上昇は、歴史的にどう位置づけられる?
輸入物価の前年比7.1%増は、指数が7.7%上昇した2022年8月以来の最高水準となる。