日本の自民党、AIブロックチェーンの金融システム提案を承認

日本の与党・自由民主党(LDP)は、人工知能とブロックチェーン技術を用いて未来の金融システムを構築するための新たな政策コンセプト案を、正式に承認した。今回の提案は「次世代AI&オンチェーン・ファイナンス・コンセプト」と題されており、LDP所属の党員である木原誠二氏が率いる同党内のプロジェクトチームが起草したもので、今月初めに党へ提出され、火曜日に同党の政策研究会議から正式な承認を得た。これを受けてLDPは、関連当事者と連携し、この提案を政府の政策へと具体化していく。

## 提案の概要と主要な構成要素

この提案は、ブロックチェーンネットワークを通じて24時間365日稼働のエージェント型商取引(agentic commerce)を支える自動化された金融インフラの開発を優先している。提案によれば、エージェント型商取引の時代には、AIが人間の代わりに自律的に商品やサービスを選別するため、ブロックチェーンの改ざん耐性、検証可能性、そしてプログラム可能な特性が、この新しいモデルと非常に相性が良いという。

## トークン化された預金とステーブルコイン

この提案では、トークン化された預金と、日本円建てのステーブルコインへの支援を明記した。トークン化された預金については、日本銀行の現在の当座預金(口座)預金をトークン化することが不可欠だと提案は述べている。ステーブルコインに関しては、法的な明確性の重要性と、システム全体のリスクを抑えることの重要性を強調した。また、提案は、日本のメガバンク3行による共同ステーブルコイン発行プロジェクトを支援する方針も示した。

## 国際協力と規制の枠組み

この提案は、AIとブロックチェーンの取り組みに関して他のアジア諸国との協力を強化する枠組みを求めた。さらに、官民双方が関与する本プロジェクトへの投資を促進するため、金融庁(FSA)に対して5年計画のロードマップを策定することを要請している。

## 次のステップ

正式な承認を受けて、LDPは関連当事者とともに、この提案を政府の政策へと転換していく。木原誠二氏は承認についてコメントし、次のように述べた。「これは本当に『コンセプト』であり、ここからは少しずつ積み上げていく。大事なのは今後のフォローアップで、これからも取り組みを続けていく。」

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