KKR、ビューティープラットフォームFreshaに10億ドル評価で支援
美容・ウェルネス予約のためのロンドン拠点マーケットプレイスであるFreshaは、5月22日にKKRがUS$80 millionを投資し、同社をUS$1 billion超の評価額としたと発表した。KKRは、確立されたビジネスモデルを持つ企業に注力する成長エクイティ部門を通じてこの投資を実施した。調達資金は、Freshaのより多くの国への展開と、新しいAI機能の開発を支える。2015年に設立されたFreshaは、これまでに総額US$285 millionの資金調達を行っている。同プラットフォームは140,000以上の事業者にサービスを提供し、月あたり35 million以上の予約を取り扱っており、この数値は2021年の資金調達ラウンド以降、大きく伸びている。
ビジネスモデルと売上成長
Freshaは、決済処理の手数料や、新規マーケットプレイスのクライアントが最初に予約した際に得る20%の取り分などの内蔵サービスを通じて収益を生み出している。このモデルにより、2024年の年間経常収益(ARR)はUS$43.4 millionとなり、前年のほぼ2倍に達した。同社は、予約ソフトウェアにとどまらず、より幅広い業務管理ツールへと製品を拡大している。「Team Connect」機能は、複数拠点を持つ大規模なサロンおよびウェルネス・グループのための社内コミュニケーションを担う。
AI駆動の拡張戦略
Freshaは、複数の機能にわたって人工知能を統合している。アジア太平洋地域では、Google Geminiを含む大規模言語モデルが、同プラットフォームでのオンライン予約紹介の25%を後押ししている。同社は、コール、メッセージ、決済、予約の再スケジューリングを扱うデジタル受付として機能するAIコンシェルジュ機能を立ち上げた。さらにFreshaは、AIディスカバリーを、同プラットフォーム上のビジネス顧客に対して新たな顧客需要を生み出す仕組みとして位置付けている。