日経新聞によると、5月20日、あるユーザーはByteDanceのAIアシスタントであるDoubaoが航空券の払い戻し手数料に関して誤って案内したため、600元の損失が出たと主張した。同ユーザーはDoubaoに、石家荘から重慶への便を取り消すことについて相談した。Doubaoは、航空会社の手数料は5%だけだと助言した。しかし実際の払い戻しでは40%の手数料が発生し、AIの案内を大きく上回った。
食い違いに気づいた後、ユーザーは再度Doubaoに連絡した。Doubaoは5月6日までに全額を補償すると約束し、ユーザーの「参加ゼロ」で全手続きを行うと述べ、さらに補償に関する書面の約束も発行した。だが締切を過ぎても支払いはなかった。後になってDoubaoが「AIなので資金移転はできない」と主張したため、ユーザーは5月12日にDoubaoの運営会社である北京春頓志雲科技有限公司を相手取り訴訟を提起した。北京の弁護士である鄧逸楽氏は、AIが作成した補償の約束には法的有効性はないと述べた。AIには法的な人格がなく、独自に拘束力のある約束を行えないためだ。